「ライトジーンの遺産」2005/10/02

 神林長平著

 ことの起こりは、自分の影響で最近神林作品を読み始めた某女史の一言だった。
某女史「ねー。「ライトジーンの遺産」って面白い?」
自分は「は? 何それ」
某女史「神林作品だよー」
自分「知らん。どこの発行?」
某女史「ソノラマ」
自分「?」←本当に記憶に無い。
某女史「表紙が高河ゆんのやつ」
自分「……(自分が本屋で)その段階でスルーしたな」

 いや、高河ゆんが嫌いなんじゃなくて、単に神林長平の小説と高河ゆんの絵が脳内で結び付かんかっただけなんだが……。
やっぱ絵柄が作風に合った人にして貰いたいと思うのは普通の読者心理だろう。

 内容についてのネタバレは一切しない(にやり)。
コアな神林ワールドファンには少々物足りないかもしれないけど、神林作品入門編としては、さくさく読めてかなり良い出来と思われる。

つ、事で。
「神林長平は読んだ事ない」
と、いう人にはかなりお勧めな作品です。

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