アイ,ロボット2005/09/25

アイザック・アシモフ原作「われはロボット」の映画化……だそうで。
(何でこういう書き方かって言うと手元に有るけど、原作小説をまだ読んでいないから)

何はともあれ「アイ,ロボット」を観てみた。

ここでちょっと有名なロボット三原則なんぞ。
第1条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

アシモフの名作「鋼鉄都市」では、人間の命令で間違えて人間を殺してしまったロボットが陽電子回路が破壊(故障して)されてしまうんすよね。
三原則に対するこの映画の監督とアシモフの考え方との比較は原作小説をちゃんと読んでから書きたいのでちょっとパス。

まずロボット達の動きを見て頭に浮かぶのが「甲殻機動隊GHOST IN THE SHELL」
んで次にストーリーで「軌道警察パトレイバーON MOVIE」(つまり劇場版1だわな)
「お前はジスカルド(「夜明けのロボット」参照)か?」とか
「(ビジュアル的に)R・ダニール(「鋼鉄都市」他参照)まではまだまだだね」とか
「お前ら全員惑星ソラリス産(「ロボットと帝国」参照)のロボットか?」
などと心の中でツッコミを入れつつ、これはこれで独立した一SF映画として楽しく観れました。

(こそり)いっその事、アシモフのロボット三原則の本来の定義やそれにまつわる事情や破った場合に起こる現象とかは綺麗に忘れちゃった方がより楽しめます(いやマジで)。

……さて、今度は原作小説を読もう。

「戦場のピアニスト」2005/09/25

連休中に前々からHDRに撮り溜めしておいた映画を観た。
(いつのだよ。というツッコミは無しでヨロです)
ストーリー解説はあえてしませんので、興味の有る方は検索してみてください。

とにかく観ていて言葉が出てこない。
これが感想。

そういう映画が時々有る。
「リ○グ」や「ハ○ニ○ル」系のホラーを観ながら平然と飯を食べる自分が、お茶もまともに喉を通らなかった。

この感覚は「愛・地球博」の「国際赤十字・赤新月館」の映像を見た時に感じた怒りに近い。

気の弱い人にはお勧めできない、けれど、一度観ておいた方が良い。
そういう映画です。