「ライトジーンの遺産」2005/10/02

 神林長平著

 ことの起こりは、自分の影響で最近神林作品を読み始めた某女史の一言だった。
某女史「ねー。「ライトジーンの遺産」って面白い?」
自分は「は? 何それ」
某女史「神林作品だよー」
自分「知らん。どこの発行?」
某女史「ソノラマ」
自分「?」←本当に記憶に無い。
某女史「表紙が高河ゆんのやつ」
自分「……(自分が本屋で)その段階でスルーしたな」

 いや、高河ゆんが嫌いなんじゃなくて、単に神林長平の小説と高河ゆんの絵が脳内で結び付かんかっただけなんだが……。
やっぱ絵柄が作風に合った人にして貰いたいと思うのは普通の読者心理だろう。

 内容についてのネタバレは一切しない(にやり)。
コアな神林ワールドファンには少々物足りないかもしれないけど、神林作品入門編としては、さくさく読めてかなり良い出来と思われる。

つ、事で。
「神林長平は読んだ事ない」
と、いう人にはかなりお勧めな作品です。

「言壷」2005/05/05

神林長平著

神林せんせー、何かワープロソフトに恨みでも有ったんすか?
つーのは冗談として(多分)、小説書きさんならSF好きじゃなくても是非一度読んでください(にやり)。

「宇宙探査機 迷惑一番」2004/11/04

神林長平著

この本は人前で読んじゃ駄目っす。
特に始めの数ページは大爆笑したあげく、周囲の人から白い目で見られるっすよ。
この話の合い言葉は「脳天気」(笑)最後に嫌~な気分も味わえます。

「過ぎ去りし日々の光」2004/11/04

クラーク&バクスター著

クラーク先生、高齢で大変だとは思いますが、お願いですからお一人で書いてください。
翻訳本なのにどの部分をどちらが担当したかはっきり判るのって……
ついでに一言、あれは「幼年期の終わり」の別視点リメイク版ですか?
とても面白かったんですけど、ちょっと愚痴

「エンディミオンの覚醒」2004/11/04

ダン・シモンズ著

1500P近い長編を思いっきりはまって読みました。
ハイペリオンで一番好きなキャラはブローンだけどエンディミオンは宇宙船(おい)
あのボケっぷりは天然か、主人公への嫌がらせなのかどっちだとツッコミを入れたい。
このシリーズを恋愛物として捉えるなら「ただひたすら切ない」としか言いようがない。