「道士朗でござる」(少年漫画)2005/07/31

西森博之著 「道士朗でござる」 http://websunday.net/rensai/set_dosiro.html (週刊少年サンデー連載中)1巻~5巻 毎週サンデーを買っているにも拘わらず、殿の漢前度に我慢できなくなって、漫画喫茶に読み返しに行ったですよ。 (コミックスを買わないのは単に置く場所が無いから、涙)

ここ最近、「殿にはもう道士朗は必要じゃ無いんじゃないの」という感想をあちらこちらで拝見しますが、いやいやどうしてコミックス派の方々は本当に細かい所までしっかり読まれています。

『殿やサータンがあそこまで恰好良くなったのは、道士朗と会って変わったからでしょ』

 言われて読み返すとたしかに「自分は弱いからと」何を見ても知らぬ存ぜぬをしてきた殿が、ムチャクチャな武士道を通そうとする道士朗に出会って、自分が頭を使って(正しく)動かなければ何の解決にもならないと決心して以降なんすよね。

おなじくサータン(他にどう呼べば良いんだ?)が男としてけじめを付け、筋を通す様になったのも道士朗と出会って勝負をし、負けた後に道士朗から「クズ」呼ばわりされ、「何故おぬしは変わらないのだ」と一喝されてからんすよね。

そう考えると「道士朗でござる」の主人公はやっぱり道士朗なのかなーと思いそうですが……。

自分にはやっぱり「殿が主役」に見えるっすよ(笑)。 だって世界の中心に殿居るし、あれが一人称小説なら絶対殿視点やもん(笑)。

毎週続きを読むのが楽しみな作品が多いのは、やっぱし週刊誌の醍醐味っすね。