「酒井くんと松永くん」=第2期=「友情の境界線」(23)UP ―2016/03/18

【ご挨拶】
 一年ぶりのご無沙汰です。
 本日、2016年3月18日に創作小説サイト「さんしょううお」は丸15周年を迎えました。

 そして「酒井くんと松永くん」は2年ぶりの更新です。
 ……………………。
 スンマセンスンマセンホンマスンマセン|||orz

 今回更新分は、数年前からどうやって一人称で表現するか、いっそこの回だけ三人称で書かしてくれと悩み、泣き、何度も書き直してきたシーンです。
 楽しんで読んでいただけたら幸いです。
 ツッコミもお待ちしております。
 ツイッターアカウント @poe_salamander にお声を掛けていただけても歓迎します。


【ここから長い近況報告】

 ここから先は、創作に関してでは無いので、読み飛ばしてくださってかまいません。
 さて、昨年の近況報告で、

>ここ数年、個人的な都合によりTwitterを利用して、未来SF用の情報収集活動(=にゅーすめも)はしていましたが、個人サイトの更新は最小限度にとどまっていました。
 どれくらい先になるのか、今はまだ判りませんが、それ程遠くない内に決着が付くと思われます。

 と、書きました。
 このほぼ一週間後に、長期入院していた家族が亡くなりました。
 間もなく一回忌を迎えます。
 どれくらい入院していたかと言うと、このサイト「さんしょううお」が年一回更新しか出来なかった年月と思っていただいて違いありません。

 甘えを承知で申し上げると、医師から「回復する事はありません。いつ亡くなるかも不明です。できるだけ側にいてあげてください」という宣告を受けて、医師と相談しながら家族に付き添い、それと同事に自分の心の最深部である創作野を常時解放できる程、自分の精神は鋼では無かった様です。

 また、オンノベ界でお互いに、魂の双子、親友と言って笑い合っていた友人を2014年に亡くし、意気消沈して浮上するのにかなりの時間を要しました。
 小説も書かずにツイッターで脳天気に会話していたではないかと言われるかもしれませんが、一応自分も社会人ですから、自分の内面くらい隠せます。
 ともすれば、泣き言しか言えそうに無かったので、尚更、創作野を封印し続けざるを得なかったのですが(苦笑)。

 こんな状況でしたが、家族の一回忌を目の前にして、そろそろ自分の立ち位置を元に戻したいと思っています。
 この数年間、ローカルで中途半端に書き殴ったまま放置してある作品達も、ちゃんと完結させて体裁を整え、皆様に読んでいただける様にしたいと思っています。

 長々と書いてきました。
 お付き合いありがとうございました。

 これからも宜しくお願いいたします。